新開トランスポートシステムズで働くとは?
仕事のやりがいや職場環境、当社ならではの魅力について、
二人の先輩社員が語り合いました。
野村 美樹
Miki Nomura
国際事業推進部
2013年入社
1年間の研修を経て、外資系メーカーのパソコン製造請負を担う部署に配属。2019年に現部署へ異動。現在、国際輸送の営業窓口として、海外の搬入先までの輸送手配を行なっている。話題の舞台を観に行くのが趣味。昨今は家で配信公演の舞台を楽しんでいる。
前田 沙也香
Sayaka Maeda
国際事業推進部
2015年入社
1年間の研修を経て、海外向けの荷物の梱包、コンテナへの荷物の積み込み等を担う営業所に配属。2018年に現部署へ異動。現在、国際輸送の営業窓口としての業務に加え、通関の手配も行なっている。ディズニーランドが好きで、定期的に夫婦で遊びに行く。
Question 1
野村
前田
私は当社とは別の物流業界の会社のインターンシップに参加して、いわゆる宅配関連以外にも、多くの産業を支える縁の下の力持ち的な物流の仕事があることを初めて知ってすごく惹かれたのです。そのため当初から物流業界に絞って就活を行いました。中でも当社に興味を持ったのは、私が大学に入学した年に起きた東日本大震災の影響で物流が逼迫した最中、当社はすぐに対応したと知ったからです。その後、説明会に参加し、輸出入など海外に関わる仕事ができると聞いて、入社を決めました。
野村
当社の人事の方が採用活動を手厚くサポートしてくださったことにも感激しました。選考が進んでいく段階で頻繁にメールのやり取りをして、面接対策等を授けてくれて、すごく安心できました。
前田
同じです。説明会の時から、人事の方は非常に優しくしてくださって、気を遣ってくださっているのが伝わってきて、これなら入社しても安心して働けるなと思いました。
Question 2
前田
入社当初から国際事業推進部への配属希望を出していましたが、当部署の仕事は国内業務の現場もわかってないとできないとのことで、1年間の研修を経て、最初は営業所に配属。3年間、海外に荷物を送るための梱包やコンテナへの荷物の積み込みなどの業務を担当しました。その後、元々の希望が叶って現部署に異動し、今5年目です。
野村
私も国際関係に関わりたいと思っていました。とはいえ、物流現場主体の会社なので、最初の配属先は現場。それも当社のメイン業務の物流機能ではなくて、主にパソコンの製造請負を行う拠点でした。そこで7年間、国内外のメーカーさんとやりとりして製造を円滑に進める業務を担当し、2019年夏に現部署に異動。それまで梱包や搬入、貿易などの業務と無縁だったので、転職したくらいの気持ちでした(苦笑)。その中で心強かったのは、入社年次上では後輩ながら、現部署では1年先輩である、前田さんの存在。最初は色々教えてもらいましたね。
前田
野村さんの方から、「これ、わからないから教えて」と声がけしてくださったので、非常に助かりました。
野村
なにしろ聞かないとわからないので、そこは後輩、先輩の壁は気にせず……、遠慮なく質問しまくりました。
前田
野村さんは頻繁に海外とのやりとりをされていただけあって、英語が堪能で。海外から来たメールの翻訳をお願いしたりと、逆に助けられたこともたくさんあります。
Question 3
野村
国際輸送に関するお客様の営業窓口として、お客様から依頼を受けた案件を、私と前田さんを含めた4人のチームで担当。国内でお客様の荷物を梱包し、船便や航空便などで海外に輸出、さらに陸送にてお客様先に届けるまでの手配を行っています。その中には、通関業務やフォワーダーさんとの日程調整、海外現地で荷役作業をしていただく際に必要な書類の作成など、専門性が要求される多岐にわたるタスクがあります。
前田
だからこそチームワークが重要になる。梱包、倉庫での保管業務、搬入、車両の手配、海外の現地情報…など、それぞれが持つ専門性をお互いに持ち寄って、補完し合いながら、「わからないことはこの人に聞いて」という感じで進めることができるからこそ、高品質のサービスが実現できているのだと思います。
野村
そんな中でやりがいを感じるのは、当社が、自分たちの生活に身近なものから製造に関わる機械やインフラまで、さまざまなものを扱っているのを目の当たりにできることです。うちってすごいなと(笑)。
前田
大きなプロジェクトをやり遂げた時の達成感はすごい! 精密機器、かつ重量物とか、少しでも振動を与えてはいけない物とか……、他の物流会社では到底請け負えない案件をやり遂げて、お客様から「新開さんがいてくれてよかった」という言葉をいただけた時の喜びは何ものにも代え難いですよね。現地に無事届いた時はいつも、緊張から解放されてホッとします。
野村
現地に届くまではいつもドキドキです。何も問題がないと思っていたところに、「止まった」という一報が入る時もあるし。
前田
特に最近はコロナ禍で船が動かない、ロシア上空を飛行できないとか、そのほかにもいろいろイレギュラーなことが起きて、スケジュール通りに行かないこともあってドキドキしますね。
野村
お客様も事情はわかってくださるものの、「別のどんなルートを使って、いつ現地に届くのか」、明確なスケジュールを示さないと納得はしていただけません。そこは難しいところです。
前田
難しいからこそ、私たちの腕の見せ所でもありますね。海外の情報に詳しい人に聞きながら、「別ルートだけど、こうやってアメリカ経由で行ける」などと新たな方法をお客様に提案し喜んでいただけるとさらに嬉しいです。
野村
そうですね。また、そうやって知恵を絞ることで、自分の勉強にもなります。
Question 4
前田
物流業界は男性の職場というイメージがありましたが、思ったほど男性社会ではなかったです。言いたいことは言えるし、やりたいことがやれます。今も上司に「あれしたい、これしたい」というのは率直にお願いして、できることは反映してくれるし、できないことであれば代替案を考えてくださいます。
野村
困ったことがあれば、都度、聞いてもらえますね。例えば、力仕事がつきものの現場でも、荷物を持ち上げやすいツールを開発するなど、男女関係なく働きやすい環境づくりが進んでいます。ここにも当社の職場環境に対する姿勢が表れていると思います。
前田
お子さんを持つ方々は産休・育休・時短勤務の制度を使って、しっかり職場復帰を果たしていて、それも心強いなと思っています。
野村
先輩たちの話を聞くと、そうした制度が使いやすいんだろうなと感じます。
前田
私は結婚したばかりですが、今後、先輩たちのように制度を活用して、仕事と家庭を両立していきたいですね。
Question 5
前田
今、通関士の勉強をしていて法律の本とにらめっこをしているところ(苦笑)。通関士の資格を取ることによって、新たな案件を取りに行って、当社の国際事業を盛り上げていきたいと思っています。そして、「わからないことがあれば、私に聞いて」と言えるようなプロフェッショナルになりたいですね。
野村
私は国際物流の知識を習得して、やっと業務の流れがわかってきたところ。まずは誰にも聞かずに、お客様との受け答えができるようになりたいです。一方で語学力をさらに磨き、外資系企業のお客様との交渉ができるようになれればと思っています。
前田
当社は物流業界の中でもニッチな立ち位置で、当社でなければできないというものがあるのが強み。ちょっと人と違うことがやりたいという人に非常に向いています。また、自発的に「こうしたい、ああしたい」という意見が通りやすい会社でもあるので、ぜひ一度話を聞きに来てください!
野村
当社は想像以上に幅広いものを扱っていて、いろいろな経験ができる会社なので、興味があればぜひ覗きにきてもらいたいですね。
Other Member
就活当初は自動車業界を見て回っていたのですが、その中で調達部門の仕事に触れたことで、一瞬にして物流に興味が湧きました。そんな時、学内説明会で当社に出会い、輸出入業務も現場作業もあり、タイ、ベトナムに現地法人も有していると聞き、大きな魅力を感じて。この会社なら、物流の幅広い業務に関わる機会が持てそうだと思ったことが入社のきっかけです。